源泉かけ流し 天然温泉
赤倉温泉は、数箇所の源泉が各50~60度で、集中湯升で51、1度になり、各施設の湯口で48度になります。それが浴槽に満たされると、40~42度とちょうど良い湯加減になります。
また、「硫酸塩泉」「炭酸水素塩泉」という2つもの泉質を併せ持つ、効能の高い温泉です。



殿様の湯の歴史
~江戸時代文化13年(1816年)~
赤倉温泉の歴史は古く、温泉郷となったのは江戸時代のこと。
文化11年(1814年)に村からお役人へお願いしたのが、赤倉温泉郷誕生のきっかけだったそうです。
米一石一両の時代に、実に1,100両もの出費をしての大事業でした。
お願いから二年後、文化13年(1816年)3月に着工、同年9月下旬に温泉引湯に成功。
工事にあたっては、佐渡・越中から大竹を取り寄せ、妙高山地獄谷から約7キロの距離を、500本の大竹で結んだという逸話も残っています。
そうして赤倉温泉は、日本唯一の藩営温泉となったのでした。
温泉概要
入浴施設 | 男湯:1/女湯:1 |
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入浴時間 | 冬季期間の入浴時間:12:00~23:00 |
源泉名 | 妙高山北地獄谷 |
泉 質 | カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉) |
源泉温度 | 50.2度 |
効 能 | 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・病後回復期・打ち身・捻挫・慢性消化器病・関節のこわばり・運動麻痺・疲労回復・健康増進 |